Gecko Essence
Bamboo's Gecko
One's habitat
B5 サイズ
フルカラー
P43
2023年10月1日 第一刷発行
販売
2023年10月1日 とんぶり市
2023年11月5日 ぶりくら市
★完売★
概要
Bamboo's GeckoのAyumu氏とヤモリのそれぞれ得意な部分に焦点を絞った雑誌を合作しました。Ayumu氏からは"ブリード"の観点より7種、私からも"フィールド"の観点より7種、計14種をまとめた内容になります。
私担当後半フィールドの部ラインナップとしては、日本の壁ちょろヤモリの中でもなかなか現地観察できない種を選びました。そして環太平洋のトカゲモドキ科であるGoniurosaurus属、Aeluroscalabotes属、Coleonyx属を各属1種は現地観察するという裏テーマも織り込んでいます。
・ニシヤモリ Gekko sp.
九州西部にのみ分布する重厚な未記載種。本土に分布しているものの、その特殊な生息環境からなかなか観察が難しいヤモリです。
・タカラヤモリ Gekko shibatai
船でしか行けないトカラ列島の宝島 (と小島) でのみ確認されているというこれまた極端な分布のヤモリ。国産 Gekko では一番人気。
・オビトカゲモドキ Goniurosaurus splendens
言わずと知れた徳之島のキョクトウトカゲモドキ。国産ゴニの中では行きにくさ、見つけにくさ踏まえて中難易度なイメージですが、個人的に一番好みということでチョイス。
・大東個体群オガサワラヤモリ Lepidodactylus lugubris "Clone B"
大東諸島は南西諸島でも東の外れにある秘境。そこにいるオガサワラヤモリの貴重な在来個体群に迫ります。
・ボルネオキャットゲッコー Aeluroscalabotes felinus multituberculatus
東南アジアでも赤道付近の一部地域には半樹上性なトカゲモドキであるキャットゲッコーが生息。ボルネオ亜種をジャングルで探しました。
・バイノトリノツメヤモリ Heteronotia binoei
オーストラリア大陸で、それ知ってる、な両生類爬虫類を見てきました。
・セキヨウトカゲモドキ Coleonyx fasciatus
独特かつ美麗でありながら、治安と珍しさを理由に表舞台へ出ていないコレオニクスを現地で探すという紀行ならぬ奇行文。